大阪府 やっとすべての非常勤に在宅勤務
テレビでは連日のように知事吉村が姿を見せ、新型コロナウィルス対策を「やってる感」を出していますが、足下の府内の学校では未だ出勤者抑制の具体的数値が示されないままです。多くの自治体が具体的に何割まで抑制と数値を示しているなかで、大阪の学校では各校、各教職員の判断で出勤者数を抑制しているのが実態です。
そのため、現在の学校においてどれだけの「不要・不急」の出勤が抑制されているのか、不透明な状況です。4月14日に在宅勤務の取り扱いが示されるまでは、教職員のほぼすべてが児童・生徒のいない学校でもどかしい思いで勤務しました。しかし、在宅勤務の対象者からは非常勤職員は原則外されました。大阪市では4月13日には給食調理員と管理作業員は除かれたものの(4月21日には含まれることに)非常勤職員にも在宅勤務が広く認められたのに対し、大阪府では動きは見られませんでした。通勤による府と市の往来は少なくはありません。同じ維新の会の知事・市長にしては、全く調整が取れていないのです。
組合は4月23日に再度、すべての教職員への感染リスクを予防する措置を求めました。
そして4月27日、大阪府はやっと感染・拡大防止対策として非常勤職員にも在宅勤務を実施すると示しました。実施日は28日からとなります。